生みの苦しみ

少々尾籠な話になりますがご勘弁を。
トイレの話です。

パンツを買いに行って気づいたこと。
最近の男性パンツには前の出入口がないものが多いのです。
女性用っぽいセクシーパンツであれば、
前の出入口がなくても横からちょろっと顔を出して用を足すことができるのですが、
ブリーフタイプのパンツになると、ちょっとやりにくい。
なんでこんなことになっているのだろうと、不思議に思っていました。

確かに、最近男子小用のトイレに行くと、
若者がズボンをしっかりと降ろして用を足している姿がみられ、
なんでそこまで脱がなくちゃいけないのかなぁと思っていました。
なるほど、前の出入口がないパンツでは、
ちゃんと降ろさなくては用が足しにくいでしょう。
いやいや、不便な世の中になったものです。

前の出入口がないパンツが増えた理由はもうひとつありそうです。
長らく独身を貫いていた大学の先輩が最近ご結婚されたのですが、
そのお祝いパーティーを内輪でやった時のこと。
先輩が結婚に際して奥様から、
「トイレは座ってして下さい」 と言われたそうです。

その時は、「えーっ!男が座ってするの?」
と笑いとばしていたのですが、
どうやら非常識は私の方だったようで、
世の中にはすでに座って用を足す男性がかなり多くなっているようですね。
確かに座って用を足せば、
男性に特有の無用な飛び散りが減り、
トイレ内の清潔度は格段に上がるでしょう。
男性が3名いる我が家など、清掃の必要が大分減るはずです。

まぁ、そんなこともあって、
今年の我が家の方針のなかに、
「男性もトイレは座ってすること」 の一か条を加えました。
女性陣は大喜びです。

さて、決めたはいいのですが、
いざ用を足すとなると、
56年も続けた習慣を変えるというのは、意外にストレスになります。
小用を足すのにパンツまで脱ぐのに何となく抵抗がありますし、
いざパンツを脱いで座ると、
どうも大便をする気分になってしまうのです。
ちがうぞ、ここは小用を足す場面だぞと自分に言い聞かせながら、
ちょっと肛門を絞めて小用を足す面倒くささ。

つまらない話ですし、
まぁ、そのうち慣れることでしょう。
言い出しっぺとして、途中ギブアップするわけにもいきません。
もう少し生みの苦しみに耐える毎日が続きます。

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