なぜ緑色の建物はないのだろう
最近の朝の日課として、雨の日を除いて1時間くらいの散歩をしています。
朝は元気なので、気持ちもポジティブ。
天気も良いと本当に気持ちの良い時間です。
私の住む杉並区の北西部に今川という地名があります。
ここに観泉寺という曹洞宗の禅寺があって、なかなか感じが良いのです。
散歩の中間地点として、このお寺に寄るコースがあります。
この観泉寺は、今川家の菩提寺になっています。
今川家と言えば桶狭間の戦いで織田信長に敗れた今川義元。
あれ、今川って静岡ではなかったですか?
桶狭間で敗れてから今川は没落しましたが、家は徳川家康によって庇護され、
子孫が流れ流れて、この杉並の外れに徳川家光から知行地を与えられたそうです。
その頃の杉並なんて相当な田舎だったことでしょうが、
この地域一帯に今川という地名が残っていることや、
この観泉寺の佇まいを見る限り、
さすが落ちぶれても今川は大したものだったのだと思わされます。
丁度、今年のNHK大河ドラマが明智光秀を中心とする戦国時代を描いているので、
今川義元も当然出てきます。
これまでの今川義元像といえば、
白塗りの顔で蹴鞠に興じる、ちょっとキモイ公家のイメージ。
でも今回のドラマでは、かなり知恵者に描かれていると聞きます。
同じ人物でも、見方によって本当にイメージは変わってしまうのをみると、
歴史とは事実ではなく解釈であるというのが、よくわかりますね。
さて、
観泉寺に来ると、私はまず本堂に一礼して、
それから傍らにある池の脇にあるベンチに腰を下ろします。
それほど広大な庭ではありませんが、
整然としてとても美しい日本庭園です。
日本庭園の美しさというものに、実は私はそれほど魅かれておらず、
こんな池や岩や植木がわざとらしく置かれている庭よりは、
広い原っぱの方がずっと心がやすらぐよなどと思っているのですが、
地元だから贔屓目で見ているのでしょうか、
この観泉寺の庭は、何となく心が癒されます。
春もさかりの4月末。
新緑の緑も美しく、
空の青さと木々の緑、そして池に流れ込む水の音が爽やかです。
ふと、ここに建物があるとしたらどんな色の建物が一番素敵かな、と思いました。
寺の色は茶色が基本です。
塗り壁の白と風雨にさらされた深い木目の茶色、そして黒褐色の瓦屋根。
我が家のまわりにある家々は、たいていベージュか白が多い。
東京全体を見渡しても、圧倒的に白やベージュが多く、
コンクリート打ちっぱなしは灰色。
ちょっと目立つ家はピンクやイエロー。
北欧に行くと、深い赤や濃いブルーの家に白い窓枠が目立ちます。
でも緑色の家って、あまり見たことがありません。
なんで、人は家の色として緑を選ばないのでしょうか。
自然のなかにいると、一番心を癒してくれるのは木々の緑、そして空の青です。
緑と空色は、人間にとって癒しと幸福の象徴だろうと思うのに、
どうして自分の家には緑を使わないのでしょう。
観泉寺の緑溢れる庭に座っていると、
たしかに、あの緑の木々のなかに緑色の建物があるのはちょっと想像しにくい。
少し深い緑色を使えばいいのかなとも思いますが、
夏になれば木々の緑も濃くなります。
建築家かカラーコーディネーターに聞いてみたらいいのかな。
きっと昔から言われているセオリーみたいなものがあるのでしょう。
ほんのつまらない小さな疑問ですが、
気付くのは良いこと、
そしてちょっと嬉しいことです。
朝は元気なので、気持ちもポジティブ。
天気も良いと本当に気持ちの良い時間です。
私の住む杉並区の北西部に今川という地名があります。
ここに観泉寺という曹洞宗の禅寺があって、なかなか感じが良いのです。
散歩の中間地点として、このお寺に寄るコースがあります。
この観泉寺は、今川家の菩提寺になっています。
今川家と言えば桶狭間の戦いで織田信長に敗れた今川義元。
あれ、今川って静岡ではなかったですか?
桶狭間で敗れてから今川は没落しましたが、家は徳川家康によって庇護され、
子孫が流れ流れて、この杉並の外れに徳川家光から知行地を与えられたそうです。
その頃の杉並なんて相当な田舎だったことでしょうが、
この地域一帯に今川という地名が残っていることや、
この観泉寺の佇まいを見る限り、
さすが落ちぶれても今川は大したものだったのだと思わされます。
丁度、今年のNHK大河ドラマが明智光秀を中心とする戦国時代を描いているので、
今川義元も当然出てきます。
これまでの今川義元像といえば、
白塗りの顔で蹴鞠に興じる、ちょっとキモイ公家のイメージ。
でも今回のドラマでは、かなり知恵者に描かれていると聞きます。
同じ人物でも、見方によって本当にイメージは変わってしまうのをみると、
歴史とは事実ではなく解釈であるというのが、よくわかりますね。
さて、
観泉寺に来ると、私はまず本堂に一礼して、
それから傍らにある池の脇にあるベンチに腰を下ろします。
それほど広大な庭ではありませんが、
整然としてとても美しい日本庭園です。
日本庭園の美しさというものに、実は私はそれほど魅かれておらず、
こんな池や岩や植木がわざとらしく置かれている庭よりは、
広い原っぱの方がずっと心がやすらぐよなどと思っているのですが、
地元だから贔屓目で見ているのでしょうか、
この観泉寺の庭は、何となく心が癒されます。
春もさかりの4月末。
新緑の緑も美しく、
空の青さと木々の緑、そして池に流れ込む水の音が爽やかです。
ふと、ここに建物があるとしたらどんな色の建物が一番素敵かな、と思いました。
寺の色は茶色が基本です。
塗り壁の白と風雨にさらされた深い木目の茶色、そして黒褐色の瓦屋根。
我が家のまわりにある家々は、たいていベージュか白が多い。
東京全体を見渡しても、圧倒的に白やベージュが多く、
コンクリート打ちっぱなしは灰色。
ちょっと目立つ家はピンクやイエロー。
北欧に行くと、深い赤や濃いブルーの家に白い窓枠が目立ちます。
でも緑色の家って、あまり見たことがありません。
なんで、人は家の色として緑を選ばないのでしょうか。
自然のなかにいると、一番心を癒してくれるのは木々の緑、そして空の青です。
緑と空色は、人間にとって癒しと幸福の象徴だろうと思うのに、
どうして自分の家には緑を使わないのでしょう。
観泉寺の緑溢れる庭に座っていると、
たしかに、あの緑の木々のなかに緑色の建物があるのはちょっと想像しにくい。
少し深い緑色を使えばいいのかなとも思いますが、
夏になれば木々の緑も濃くなります。
建築家かカラーコーディネーターに聞いてみたらいいのかな。
きっと昔から言われているセオリーみたいなものがあるのでしょう。
ほんのつまらない小さな疑問ですが、
気付くのは良いこと、
そしてちょっと嬉しいことです。
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